The Cinematic Orchestra : Everyday

ARTIST / The Cinematic Orchestra
TITLE / Everyday
LABEL / Ninja Tune
DATE / 2002
TITLE / Everyday
LABEL / Ninja Tune
DATE / 2002
Rサイドの敬愛する芸術家にジガ・ヴェルトフが挙げられるが、彼の代表作であるところの"Man with the Movie Camera"をタイトルに持つ曲が収録されているCOの2nd。のちに、CO流のヴェルトフのサントラも作ることになる。ユニット名からも明らかなように、映像的かつ叙情的なPost Rockの地平を意識した大型バンドの作風をもつ作家である。発表当時に耳にして、頭にも入れていたが、約10年越しで手に入れた。改めてこの時代のこうした作家の音を聞いてみると、Britishの場合、Nu Jazz〜Acid Jazzの影響をたぶんに受けており、極めて洗練された形で音像を組み立てている。Jaga Jazzistが好きな人は手を伸ばしてみても良いのかもしれない。ややダビーなレイドバック感を得意としているので、ラッシュ感はあまり期待しない方が良い。とはいえ、今聞いてもそれなりに発見のある盤である。とはいえ、10年前に映画嫌いのRサイドがうち震えた唯一の映画が"Man with the Movie Camera"であったというのも、今から考えると福音めいているな。
